「国産うなぎ」と言っても、どこで育てられたかによって味も品質も変わります。産地ごとの違いを知ると、通販でうなぎを選ぶ目線が変わります。
通販うなぎの仕入れ研究をしているこうなぎが、国産うなぎの産地別特徴を整理しました。
国産うなぎの産地シェア(生産量ランキング)
農林水産省の統計(2022年度)によると、国産うなぎの生産量ランキングは以下の通りです。
- 鹿児島県:全国1位。全体の約37%を占める最大産地
- 愛知県:全国2位。一色産うなぎで知られる
- 宮崎県:全国3位
- 静岡県:全国4位。浜名湖ブランドが有名
この4県で国産うなぎの約90%を生産しています。「国産うなぎ」の多くはこの4産地のどれかです。
産地別の特徴
①鹿児島県(国内最大産地)
温暖な気候と清涼な地下水を活かした養殖が盛ん。大隅半島周辺が主産地で、生産量日本一を誇ります。品質のばらつきが少なく安定供給できる点が強み。年間を通じて出荷量が多いため、通販でも入手しやすい産地です。
②愛知県・一色産(ブランド力が高い)
「一色産うなぎ」は愛知県幡豆郡一色町を中心とした産地ブランドです。清流の矢作川水系の水と熟練した職人の技術が特徴。もともと小規模・高品質志向の養殖が多く、贈答品用に選ばれることが多い産地です。
③宮崎県(生産効率が高い)
温暖な気候と日照時間の長さを活かし、生産効率の高い養殖が行われています。鹿児島と並ぶ九州の2大産地のひとつで、コスパの良い国産うなぎが多い。通販の「国産うなぎ入門」として選ばれやすい産地です。
④静岡県・浜名湖(発祥地のブランド)
日本のうなぎ養殖発祥の地(1891年)。現在の生産量は4位ですが、「浜名湖うなぎ」のブランドは群を抜いて認知されています。職人の技術と歴史的権威が品質を担保しており、ギフト用に選ばれることが多い。
産地で味は変わるのか
口コミや産地情報を調べたところ、産地そのものより「養殖業者・加工・流通の品質管理」のほうが味に影響すると言われています。
同じ鹿児島産でも、大量出荷の業者品と少量・丁寧管理の専門業者品では差があります。一方で、良い業者が育てた宮崎産は、平均的な一色産より明らかに上のことがあります。
産地名よりも生産業者・販売業者の品質管理を重視するのが、通販うなぎ選びの正しい優先順位です。
通販で産地から選ぶコツ
- はじめての通販うなぎ:鹿児島・宮崎産の入門価格帯(3,000〜4,000円)から試す
- ギフト・特別な日:浜名湖産・一色産のブランド品(4,000円〜)を選ぶ
- コスパ重視:品質管理が明記された台湾産専門店品(2,000〜3,500円)が選択肢になる
まとめ
- 国産うなぎの主産地は鹿児島・愛知・宮崎・静岡の4県で全体の約90%
- 産地より「業者の品質管理」のほうが味に大きく影響する
- ギフト用なら浜名湖・一色の高認知ブランド。日常用なら鹿児島・宮崎のコスパ品が現実解
各産地のうなぎ通販
産地別のおすすめうなぎ通販をまとめています。

